続・あれこんなんだったっけ?
カウンターに座った彼らの他に、奥のテーブル席に2組のカップルが
いて割とゆっくりできる感じのお店だったそうです。
二人は、一杯目をスペインのクロ・ラ・ソレヤというカヴァにした。
香ばしい香りに程よくのどを刺激するタンサンさわやかな酸が口の中を
包んでくれる、一杯目にもってこいのスパークリングだ。
仕事の話をしながら軽くつまみを食べ、二杯目にポルトガルのアデガデ・ペゴエスの白を
注文した。花やリンゴやナッツの香りとフレッシュ風味と酸味のバランスの取れた味わい。
二杯目を飲みながら、僕の友達はちょっと気なっていたことを彼女に聞いたそうです。
「最近いつもLINEくれるけど、タイミングすごく良いよね。」
というのも、彼が起きるとおはよう、寝るときにおやすみなど、
日中は普通の会話を数回する程度で彼もそこまで意識していなかったそうなんですが、
朝、起きて携帯を見るとき必ずメッセージが入ってくるので、少しだけ気になっていたそうです。
「そうなの、たまたま偶然じゃない。もしかしたらそういう運命的なのがあるのかもね、、www」
お酒のせいなのか、冗談なのかわからない返事で返されてしまった。
ただ、彼も彼女のことを少し意識していたので、あまり突っ込まずに別の話をし始めた。
「明後日から新しいバイトの子が入るみたいだよ。今日店長が面接してるところ少し見ちゃった。
女の子だったよ。よかったね女子が増えて、話が合うといいね。」
「そうなの、私は別にいまのままでも、、、、、でも仲良くなれるといいね。」
人見知りな彼女にしたら気を遣うからそんな答えなのかなと、その時はこの意味を彼は
よく考えなかったそうです。
0コメント