あれ、こんなんだったっけ?
この話は、友人がとある街で一人暮らしをしているときの話です。
季節は桜が咲き始めていた三月後半くらいだったそうです。
学生だった彼は両親にあまり負担をかけないように
飲食店でアルバイトをしていたそうです。
そこは、定食屋さんで賄いもついて食費もうかすことができて一人暮らしには
好都合の職場でした。
ほかにもアルバイトが数人、そのなかで大学生の女の子もいたそうです。
彼女は彼よりも数か月前から働いている先輩、ただ歳は同じだったので
すぐ意気投合して学校やサークル、授業の話などでいつも帰り道は途中まで
一緒に話しながら帰ったりしてたそうです。
数ヵ月たって、、、次の日がお互い休みということもあり、帰りにご飯屋さんに行って
ごはんを食べてお酒を飲んで話も弾み、まだ飲み足りなかったのでカラオケに行こうとなりました。
始発まで時間をつぶすためフリータイムで、あっという間に時間が過ぎて始発の時間。
また、行こうという約束をしてわかれました。
家に着いた彼は、そのまま眠ってしまったそうです。
日差しで起きた彼は、ケータイで時間を確認しました。
13時半、眠たい目をこすりながらケータイをいじっていると
「おはよう、昨日はありがとう、また遊ぼうね( ´∀` )」
と彼女からLINEが入ってきた。
ちょうど、彼も連絡しようとしてたのでナイスタイミングだと思ったそうです。
「こちらこそ、ありがとうたのしかったよ。また行こうねww」
そこから彼らは、おはようやおやすみなどなんとなく毎日会話のやり取りが続いたそうです。
そんなある日、バイトを早く上がれた二人は、ちょっと気になってたBARに行くことにしたそうです。浅草駅の近くにあるラーメン屋の二階のワインバー。ちょっぴり入りにくい入口を上がり
扉をあけると、赤シャツの頭の薄いマスター?がニコッとしていらっしゃいませと出迎えてくれた。
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